汚泥処理の事業概要
事業概要をご理解頂くために
主な顧客の業種は
◆下水処理場
◆食品加工及び製造業
◆飲料・酒造業
◆化学工業
◆その他廃水処理を必要とする事業所
どのような必要性があるのでしょうか?
事業の内容をご理解頂くための基礎知識をご説明します
廃水処理施設の内容について簡単にご説明しますと
先に挙げた業種ではほとんどが廃水処理施設を稼働しています
廃水中の汚染源を微生物を利用して浄化する方法が採用されています
この微生物のことを活性汚泥と云っています
簡単に言えば、汚染物質を微生物に食べさせてきれいな水にするのです
すると、微生物はどんどん増殖していきます
増殖した微生物(活性汚泥)は施設の系外へ排出する必要が出てきます
この系外へ排出すべき微生物を余剰汚泥と云います
排出された余剰汚泥を処理しなければなりません
現在の主な処理は次のような方法が取られています
@液状そのまま処理業者へ委託処分する(小規模な事業所)
A凝集剤などを混入して脱水(水分を除く)しケーキ状にして委託処分する
@の状態から十分の一程度に減量し委託費用を低減します
B脱水した後、熱源を加え乾燥・焼却し委託処分する
Aの状態からさらに五分の一から十分の一程度に減量します
委託費用の全国平均価格は
@の状態で1立米当たり@8000〜12000円程
Aの状態で1トン当たり@8000〜12000円程
Bの状態で1トン当たり@8000〜12000円程
現在委託された汚泥は最終的には以下の方法が一般的です
@埋立処分
A肥料化・コンポスト化
Bセメントの増量材料など
※委託費用の他に脱水機以降の運用費用が掛かります