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新規事業について初めに
汚泥発生の現状と対策
近年、環境破壊の一因として急速にクローズアップされてきた産業廃棄物。
現代社会の反映の裏でその量は増加の一途をたどっています。
中でも全体の半分近くを占めると言われるのが余剰汚泥です。
しかも余剰汚泥の処理はとくに多くの問題点を抱えています。
一般に普及している微生物を利用した処理施設では、
さけることのできないやっかいな余剰汚泥の発生。
そして活性汚泥処理※1につきもののバルキングなどのトラブル。
日本テクノは、汚水の浄化にともなう、この二つの大きな問題を解決するため
長年、水処理で培ってきた高度な技術と豊富な実績を生かして
画期的な余剰汚泥処理システム(完全酸化システム)を開発しました。
そこで、完全酸化システムのプラントを遊休地などを活かして建設し、各事業所からの余剰
汚泥を脱水行程に入る前段階の液状で受託することで事業所の脱水行程以降の負担を軽減し
低コスト化を図ると同時に環境に優しくエネルギー効率のよい完全酸化システムの事業化を
企図致しました。
※1活性汚泥処理とは
標準活性汚泥法は、代表的な有機廃水処理の方法です。活性汚泥とは、略して汚泥とも呼ばれ、汚水を
浄化(有機物を分解)する機能のある微生物のことです。多種類の好気性微生物にばっ気(空気を送り酸素
を供給すること)を行うことで活性化させて、汚水中の有機物を二酸化炭素と水に分解させます。この工程
を繰り返すことで、廃水を浄化していきます。
活性汚泥法は確立された低コストな処理法ですが、「余剰汚泥の発生」「バルキング」という2つの大
きな問題があります。